大村競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!
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全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?
競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。
今回当記事では、『大村競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。
大村競艇場は、長崎県大村市に位置する『ボートレース発祥の地』として広く知られています。
また、1年を通してナイターレースが開催されていることも大村競艇場の特徴と言えるでしょう。
大村競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
大村競艇場での的中率を上げたい人や、大村競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。
それでは、順に見ていきましょう。
大村競艇場はナイターレースの競艇場
ナイターレースとは、15時頃から20時30分頃までに開催されているレースのことを指し、大村競艇場は、2018年から1年を通してナイターレースを開催していることが特徴です。
競艇のレースで使用されているモーターには、気温が低くなると出足が良くなる特徴があるので、日が沈み気温が低くなっているナイターレースでは1コースの逃げが決まりやすくなるとされています。
そのため、大村競艇場では日が沈んだ後のレースでは1コースの選手を1着で狙っていくと的中率が上がる可能性も高くなると言えるでしょう。
大村競艇場の水面の特徴
続いて、大村競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。
大村競艇場は、大村湾からの水を利用しているため、水質は『海水』です。
しかし、大村競艇場は水門と外海がつながっている部分が小さいため、干満差は大きくありません。
そのため、他の海水の競艇場に見られるような干満差によるレースへの影響はあまり考えなくても良いでしょう。
また、大村競艇場の水質は海水のため、浮力が働くという性質から体重の重い選手でも活躍しやすいと言えるでしょう。
このように、大村競艇場の水面は海水なので浮力があり、潮の満ち引きによる影響が少ないことが特徴とされています。
大村競艇場のコースの特徴
画像元:ボートレース大村 公式サイト
次に、大村競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。
大村競艇場のコースは以下の3点が特徴とされています。
・ピットから第2ターンマークまでの距離が近い
・第1ターンマークの振りが小さい
・2ターンマーク周辺にうねりが発生する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ピットから第2ターンマークまでの距離が近い
大村競艇場では、スタート前に各選手が待機している場所である『ピット』から、第2ターンマークまでの距離が近いという特徴があります。
そのため、尼崎競艇場はピット離れの技術に差があったとしても、外側の選手が内側の選手のコースを取る『前づけ』が距離の関係で難しいとされている競艇場です。
近年ではアウトコースの選手が積極的に内側のコース取りに行くことも少なくないので、必ずという訳ではありませんが、大村競艇場では基本的に枠なり進入になると考えておいても良いでしょう。
第1ターンマークの振りが小さい
大村競艇場では、第1ターンマークの振りが小さいことが特徴として挙げられます。
そのため、1コースを走る選手がスタートして第1ターンマーク目指す際に、まっすぐ走れば到達することができます。
つまり、大村競艇場は1コースの『逃げ』が決まりやすい競艇場と言えるでしょう。
2ターンマーク周辺にうねりが発生する
大村競艇場では、第2ターンマーク側の防波堤の下部が開いていて、外海とつながっているため、第2ターンマーク周辺にうねりが発生することがあります。
競艇におけるうねりとは水面で発生する波のことを指し、満潮時のレースではうねりの影響で『まくり』を決めにいったアウトコースの選手が流れやすくなってしまいます。
そのため、満潮時のレースでは1コースの『逃げ』や2コースの『差し』が決まりやすくなるでしょう。
それに対し干潮時のレースでは、水面が安定することが多くなるので、ターンがしやすくなり3、4コースの『まくり』が決まりやすくなると言われています。
さらに、3、4コースが積極的に攻めた場合には、5、6コースの『まくり差し』が決まる可能性も高くなるでしょう。
大村競艇場では干満差による影響は少ないとされていますが、上記のようなうねりの影響が出てしまうことも考えられます。
また、モーターの出力が弱いとうねりでターンが流されたり失速してしまう可能性があるため、うねりが発生しているレースではモーターの性能が重要になります。
周回展示の際に、各選手が第2ターンマークをターンするところに注目して、上手くターンできているかを確認しておくと良いでしょう。
大村競艇場の風による影響
大村競艇場は、向かい風でも1コースの1着率が下がりにくいという稀有な特徴がある競艇場です。
基本的な競艇のセオリーとは異なりますが、大村競艇場特有の要素から生まれた特徴とされています。
また、弱い追い風の場合は1コースが有利になるなど、その他の風による影響は基本的な競艇のセオリー通りと言えるでしょう。
しかし、上記のように大村競艇場には独特の特徴があるので注意しておきましょう。
大村競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ
最後に、大村競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。
大村競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。
コース | 大村競艇場 | 全国平均 |
1コース | 65.5% | 53.4% |
2コース | 11.1% | 14.4% |
3コース | 9.3% | 12.1% |
4コース | 8.6% | 10.5% |
5コース | 4.3% | 5.4% |
6コース | 1.3% | 1.7% |
集計期間:2020年 4月 1日 ~ 2021年 3月31日
参考サイト:艇国データバンク
上の表から、大村競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。
・1コースのオッズが低くなるのでトリガミに注意する
・2着の平均回収率を考えて予想する
・進入隊形と水面状況によっては1号艇以外の1着を狙う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1コースのオッズが低くなるのでトリガミに注意する
上の表からも分かるように、大村競艇場の1コースの1着率は65.5%と全国で1番高い数値になっています。
また、1号艇の1コースの取得率は約99%とかなり高く、大村競艇場では基本的に1号艇の選手が1コースを取ると考えておいて良いでしょう。
上記のようなことから、大村競艇場では1号艇の選手やモーターに不安材料がない場合は1号艇を1着として予想するのが基本になります。
しかし、大村競艇場の1コースの1着率が高いことは競艇ファンには周知の事実なので、オッズも低くなりやすいでしょう。
そのため、1号艇から予想する場合には買い目の購入点数をできる限り絞ることが重要です。
大村競艇場で1号艇から予想する際には、配当金が舟券の購入金額を下回る『トリガミ』に注意しておきましょう。
2着の平均回収率を考えて予想する
大村競艇場では、2連単の『1-2』、『1-4』の平均回収率が低く、『1-3』、『1-5』、『1-6』の平均回収率が高くなっているという特徴があります。
これは、1コースの1着率が高く、2連単の『1-2』、『1-4』が買われ過ぎていることが理由とされています。
そのことから、2連単の『1-3』、『1-5』、『1-6』は、的中率が高いわりにはオッズも高くなりやすい買い目になると言えるでしょう。
このように、大村競艇場は1号艇の1着を狙うのが基本になることから、2着について普段よりも細かく予想することが重要になります。
5号艇や6号艇でも2着になる可能性は考えられるので、常に各選手の実力やモーターの勝率に注目しておき、可能性が考えられるレースでは積極的に狙ってみるのも良いでしょう。
進入隊形と水面状況によっては1号艇以外の1着を狙う
大村競艇場には『1号艇が強い』というイメージがあるので、他の艇の1着には高いオッズが付きやすい傾向があります。
その傾向を上手く狙うことで、高額配当の舟券を的中させる可能性も高くなるでしょう。
大村競艇場で1号艇が負ける可能性が高くなるのは、前づけが行われたレースと強風のレースです。
前づけ行う選手がいると、1コースの選手が深インになってしまうことがあります。
その場合、スタート前の助走距離が足らずに『逃げ』が決まらない可能性が高くなるでしょう。
また、強風のレースでは水面が荒れることも少なくありません。
そして、水面が荒れたレースでは1コースの選手がターンの際にミスをする可能性も高くなるでしょう。
大村競艇場で勝つためには、進入隊形まで予想しておき、レース時の水面状況によっては、1号艇以外の1着を狙うことが重要になります。
まとめ
今回当記事では、『大村競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。
大村競艇場の特徴について、もう一度見てみると
・1コースのオッズが低くなるのでトリガミに注意する
・2着の平均回収率を考えて予想する
・進入隊形と水面状況によっては1号艇以外の1着を狙う
以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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