蒲郡競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!
全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?
競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。
今回当記事では、『蒲郡競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。
蒲郡競艇場は愛知県蒲郡市に位置する『ナイターレースの競艇場』として広く知られています。
蒲郡競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
蒲郡競艇場での的中率を上げたい人や、蒲郡競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。
それでは、順に見ていきましょう。
蒲郡競艇場はナイターレースの競艇場
画像元:中日新聞Web
ナイターレースとは、15時頃から20時30分頃までに開催されているレースのことを指し、蒲郡競艇場は、2006年から全てのレースをナイターレースで開催していることが特徴です。
競艇のレースで使用されているモーターには、気温が低くなると出足が良くなる特徴があるので、日が沈み気温が低くなっているナイターレースでは1コースの逃げが決まりやすくなるとされています。
そのため蒲郡競艇場では、日が沈んだ後のレースでは1コースの選手を1着で狙っていくと的中率が上がる可能性も高くなると言えるでしょう。
蒲郡競艇場の水面の特徴
続いて、蒲郡競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。
蒲郡競艇場は、ピットの横にある水門が海に繋がっているため、『汽水』です。
しかし、この水門の主な役割は、雨などによって増水してしまった時に水量を調整することなので、汽水の中でも蒲郡競艇場は淡水に近い水質とされています。
そのため、蒲郡競艇場は他の淡水の競艇場同様にモーターの性能による差は出やすい競艇場になるので注意しておきましょう。
また、基本的に水門が閉じていることから干満差もほぼありません。
汽水の競艇場で干満差がない競艇場は珍しく、このような水面は蒲郡競艇場の稀有な特徴と言えるでしょう。
蒲郡競艇場のコースの特徴
次に、蒲郡競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。
蒲郡競艇場のコースは以下の3点が特徴とされています。
・第1ターンマークがスタンド側に配置されている
・第1ターンマークのバックストレッチ側が広い
・夜間はバックストレッチ側が暗くなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
第1ターンマークがスタンド側に配置されている
蒲郡競艇場は、第1ターンマークがセンターポールよりもかなりスタンド側に配置されています。
そのため、1コースを走る選手は第1ターンマークを目指す際に、斜めに走ることになります。
それに対し2、3、4コースを走る選手は、スタートから直進していれば第1ターンマークに到達できると言えるでしょう。
このように、第1ターンマークがセンターポールよりもかなりスタンド側に配置されている競艇場では1号艇が活躍しづらくなってしまい、2、3、4コースの選手が有利になります。
モーターの調子にもよりますが、蒲郡競艇場では2、3、4号艇の選手に注目しておくことがオススメですよ。
第1ターンマークのバックストレッチ側が広い
蒲郡競艇場では、第1ターンマークのバックストレッチ側が広くなっています。
そのため、アウトコースの選手がまくりを行う際に全速でターンしやすいとされています。
特に、イン逃げが決まりづらい向かい風のレースでは、蒲郡競艇場のコースの特徴を活かして、3、4コースの選手の『まくり』や『まくり差し』を狙って見るのも良いでしょう。
夜間はバックストレッチ側が暗くなる
前記したように、蒲郡競艇場は全てのレースがナイターレースで開催されており、夜間は照明の明かりでレースが行われます。
しかし、蒲郡競艇場はバックストレッチ側の水面が広くなっているので、ナイターの照明が届きづらく、他の競艇場に比べて暗くなっています。
そのため、選手は水面状況の判断や、相手選手の位置などを掴みづらくなってしまうので、当然、走りにくいと感じてしまう選手も少なくないでしょう。
つまり、暗くなってからのレースは蒲郡競艇場に慣れている地元の選手が有利になると言えるでしょう。
蒲郡競艇場の風による影響
蒲郡競艇場では、大きな電光掲示板や暴風壁、立体駐車場などがあるため、風による影響は比較的少ないとされています。
風速4m以下のレースでは、追い風ならインコース、向かい風ならアウトコースといったような競艇のセオリー通りと考えて問題ないでしょう。
しかし、風速5m以上の強い風が絶対に吹かないという訳ではありません。
風速5m以上の風が吹いている場合、スタンドなどから風が跳ね返りスタートが乱れやすくなるので注意が必要です。
蒲郡競艇場では、強い風が吹いているレースは荒れる傾向があるので、高額配当の狙い目とも言えるでしょう。
蒲郡競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ
最後に、蒲郡競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。
蒲郡競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。
コース | 蒲郡競艇場 | 全国平均 |
1コース | 56.1% | 53.4% |
2コース | 12.5% | 14.4% |
3コース | 11.8% | 12.1% |
4コース | 11.5% | 10.5% |
5コース | 6.1% | 5.4% |
6コース | 1.9% | 1.7% |
集計期間:2020年 3月 1日 ~ 2021年 2月28日
参考サイト:艇国データバンク
上の表から、蒲郡競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。
・1コースの1着率が高い
・レースの時間帯には注意が必要
・4コースが仕掛けるかどうかを見極める
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1コースの1着率が高い
こちらは競艇場の基本中の基本とも言えますが、上の表からも分かるように蒲郡競艇場は全国平均と比較しても1コースの1着率が高くなっています。
これは、風の影響が少ないことやコースが広く、クセのないことが理由とされています。
この数字は1着を取れなかったとしても、かなり高い確率で舟券に絡んでくると考えても良いでしょう。
蒲郡競艇場のレースを予想する際には、1号艇の選手は必ず注目しておく必要があります。
レースの時間帯には注意が必要
蒲郡競艇場はナイターレースの競艇場なので、明るい時間帯のレースと日が沈む前のレースでは、太陽の位置や気温が大きく変わってしまうことも大きな特徴です。
西日の影響で、日没付近の時間帯のレースは大時計が見づらくなってしまうので、スタート隊形が乱れやすくなる傾向があります。
また、日が沈んだ後のレースでは、気温が下がるためモーターの出足が良くなります。
モーターの出足が良くなると、スタートの際に助走距離が短くなってしまう1コースの選手が加速しやすくなると言えるでしょう。
暗くなってからのレースは特に、1コースの選手に注目しておくことがオススメです。
4コースが仕掛けるかどうかを見極める
蒲郡競艇場は、前記したように第1ターンマークのバックストレッチ側の水面が広くなっています。
そのため、どのコースからでも全速ターンをしやすくなっていると言えるでしょう。
特に、4コースの選手は全速ターンからの『まくり』を仕掛けやすくなります。
蒲郡競艇場で4コースの選手のスタートが良さそうな場合や、モーターの伸び足が出ている場合は狙い目になるとされています。
モーターの性能は、展示航走、展示タイムや蒲郡競艇場の公式サイトから確認しておくと良いでしょう。
まとめ
今回当記事では、『蒲郡競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。
蒲郡競艇場の特徴について、もう一度見てみると
・1コースの1着率が高い
・レースの時間帯には注意が必要
・4コースが仕掛けるかどうかを見極める
以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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