若松競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!
全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?
競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。
今回当記事では、『若松競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。
若松競艇場は福岡県北九州市に位置し、立地条件から『風と潮による影響が大きい競艇場』とされています。
また、1年を通してナイターレースを開催していることも若松競艇場の大きな特徴と言えるでしょう。
若松競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
若松競艇場での的中率を上げたい人や、若松競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。
それでは、順に見ていきましょう。
若松競艇場はナイターレースの競艇場
ナイターレースとは、15時頃から20時30分頃までに開催されているレースのことを指し、若松競艇場は、2008年から全てのレースをナイターレースで開催していることが特徴です。
競艇のレースで使用されているモーターには、気温が低くなると出足が良くなる特徴があるので、日が沈み気温が低くなっているナイターレースでは1コースの逃げが決まりやすくなるとされています。
そのため、若松競艇場では日が沈んだ後のレースでは1コースの選手を1着で狙っていくと的中率が上がる可能性も高くなると言えるでしょう。
若松競艇場の水面の特徴
続いて、若松競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。
若松競艇場は、洞海湾からの水を利用しているため、水質は『海水』になります。
そのため、潮の満ち引きの影響による干満差が発生することが若松競艇場の特徴と言えるでしょう。
干満差には名称があり、以下3つのパターンに分類されます。
・干満差が大きい日…大潮
・干満差が小さい日…小潮
・干満差がその中間の日…中潮
小潮の場合、干満差が小さいのでレースへの影響もほぼないとされています。
しかし、大潮の場合は干満差が大きくなってしまうので、潮の影響を考慮して予想することが重要になるでしょう。
そして、若松競艇場は第2ターンマーク側が洞海湾と繋がっているため、上げ潮は追い潮になり、下げ潮は向かい潮になります。
追い潮のレースでは『まくり』が流れやすくなるので、1コースの『逃げ』や2コースの『差し』が決まりやすくなるでしょう。
それに対し、向かい潮のレースでは1、2コースの選手がスタートの際に加速しにくくなることから3、4コースの選手の『まくり』決まる可能性が高くなります。
このように、若松競艇場では干満差に加えて潮の流れも考えて予想することが必要です。
若松競艇場のコースの特徴
画像元:ボートレース若松 公式サイト
次に、若松競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。
若松競艇場のコースは以下の2点が特徴とされています。
・第1ターンマークがスタンド側に配置されている
・満潮時は第1ターンマーク周辺が潮溜まりになる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
第1ターンマークがスタンド側に配置されている
若松競艇場は、第1ターンマークがスタンド寄りに配置されています。
そのような場合では、第1ターンマークを通過する際に横並びの位置を取りづらく、選手同士が前後になってしまうことも少なくありません。
つまり、若松競艇場では良いスタートを決めた選手が第1ターンマークに差し掛かると、後続の選手はその後ろを走ることになってしまいます。
そのため、若松競艇場は良いスタートを決めた選手がそのまま第1ターンマークを制しやすい競艇場と言えるでしょう。
満潮時は第1ターンマーク周辺が潮溜まりになる
若松競艇場の満潮時は、第1ターンマーク周辺に潮溜まりになるという特徴があります。
競艇のセオリーでは、満潮付近の時間帯に『まくり』が流れやすくなるため、1、2コースの選手が有利と言われています。
しかし、若松競艇場では潮溜まりの影響から1コースの選手も流れやすくなってしまうため、他の競艇場に比べて2コースの選手の『差し』が決まる可能性が高くなるでしょう。
また、若松競艇場でも干潮付近の時間帯のレースでは一般的なセオリー通り、3、4コースの選手の『まくり』が決まりやすくなります。
若松競艇場では特に、大潮と中潮の日に1コースの1着率が下がる傾向があるので注意しておきましょう。
若松競艇場の風による影響
若松競艇場は海の近くという立地条件から、強い風が吹くことが多い競艇場です。
しかし、若松競艇場では風速4m以下の弱い風の場合は1着率に大きな影響はないと言われています。
そのため、若松競艇場では風速に注目しておくことが重要です。
若松競艇場では風速5m以上の強い追い風の場合、1コースの選手のターンが流れやすくなり、2コースの選手の『差し』が決まりやすくなります。
それに対して、風速5m以上の強い向かい風の場合には、1、2コースの選手がスタートの際に加速しにくくなるため、3、4コースの『まくり』が決まる可能性が高くなるでしょう。
このように、若松競艇場では風速を考えて予想することが重要になります。
若松競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ
最後に、若松競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。
若松競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。
コース | 若松競艇場 | 全国平均 |
1コース | 58.5% | 53.4% |
2コース | 13.8% | 14.4% |
3コース | 11.9% | 12.1% |
4コース | 10.1% | 10.5% |
5コース | 4.2% | 5.4% |
6コース | 1.6% | 1.7% |
集計期間:2020年4月1日 ~ 2021年 3月31日
参考サイト:艇国データバンク
上の表から、若松競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。
・日が沈んでからのレースは1コースの1着率がかなり高くなる
・風の影響と潮の影響を合わせて予想する
・風が強い日には6コースの3連対率が高くなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
日が沈んでからのレースは1コースの1着率がかなり高くなる
若松競艇場の1コースの1着率は58.5%と全国平均に比べて少し高くなっています。
そのため、1号艇の選手やモーターに不安材料がない場合、1号艇を1着として予想するのがオススメです。
そして、日が沈んでからのレースではモーターの出足が良くなるため、1コースの1着率が約5%程上がると言われています。
つまり、若松競艇場の日が沈んでからのレースでは、1コースの1着率は63%前後の数字になるということになります。
この数字は全国的に見てもかなり高い数字です。
競艇の基本とも言えますが、若松競艇場の日が沈んでからのレースは1号艇の選手から予想すると良いでしょう。
風の影響と潮の影響を合わせて予想する
前記したように、若松競艇場ではレース時の水面状況を見極めることが重要です。
そのため、風の影響だけではなく必ず潮の影響と合わせて予想するようにしておきましょう。
若松競艇場の主な水面状況は以下の3つのパターンに分類されます。
・追い風で追い潮
・向かい風で向かい潮
・向かい風で追い潮・追い風で向かい潮
順に詳しく見ていきましょう。
追い風で追い潮
追い風で追い潮の場合では特に、第1ターンマークでのターンが流れやすくなってしまいます。
そのため、2コースの選手の『差し』が決まる可能性が高くなるでしょう。
向かい風で向かい潮
向かい風で向かい潮の場合には、1、2コースの選手はスタートの際に加速することが難しくなります。
それに対し、3、4コースの選手は『まくり』が決まる可能性が高くなるでしょう。
向かい風で追い潮・追い風で向かい潮
追い潮で向かい風と向かい潮で追い風の場合は、潮と風がぶつかって水面が荒れてしまうことも少なくありません。
このような水面状況の場合には、若松競艇場に慣れている地元の選手が有利になると言われています。
そして、水面が荒れているレースではモーターの性能にも注目が必要です。
周回展示の際には、各選手のモーターの性能に注目しておきましょう
上記のように、若松競艇場では風の影響だけではなく潮の影響と合わせて予想することが重要です。
風の情報は公式サイトから、モーターの勝率と潮の情報は、紙の出走表や若松競艇場公式サイトの今節の潮汐表などから確認することができます。
風が強い日には6コースの3連対率が高くなる
若松競艇場では、追い風、向かい風に関わらず風速5m以上の強い風の場合にはインコースの1着率が低くなる傾向があります。
さらに、風速5m以上の強い追い風の場合には6コースからの『差し』や『まくり差し』が決まる可能性が高くなり、6コースの3連対率が高くなる傾向も見受けられます。
そのため、若松競艇場で風が強い日には6コースの選手に注意が必要と言えるでしょう。
まとめ
今回当記事では、『若松競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。
若松競艇場の特徴について、もう一度見てみると
・日が沈んでからのレースは1コースの1着率がかなり高くなる
・風の影響と潮の影響を合わせて予想する
・風が強い日には6コースの3連対率が高くなる
以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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