桐生競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!
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全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?
競艇の予想では、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。
今回当記事では、『桐生競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。
桐生競艇場は、群馬県にある日本最北の競艇場で、内陸部に位置していることから、昼夜の気温差が大きくなることが一番の特徴とされている競艇場です。
その他にも桐生競艇の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、桐生競艇場で開催されるレースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
桐生競艇場での的中率を上げたい人や、桐生競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。
それでは、順を追って見ていきましょう。
ナイターレース専門の競艇場
画像元:桐生競艇場公式Facebook
桐生競艇場はナイターレース専門の競艇場ということから、『ドラキリュウナイター』という愛称で親しまれています。
ナイターレースとは、15時頃から20時30分頃までに開催されているレースのことを指し、桐生競艇場では2011年から全てのレースをナイターレースで開催していることが特徴です。
競艇のレースで使用されているモーターには、気温が低くなると出足が良くなる特徴があるので、日が沈み気温が低くなっているナイターレースでは1コースの逃げが決まりやすくなるとされています。
そのため桐生競艇場では、日が沈んだ後のレースでは1コースの選手を1着で狙っていくと的中率が上がる可能性も高くなると言えるでしょう。
また、ナイターレースは暗くなるので昼間のレースに比べて大時計が見にくくなることが挙げられます。
競艇選手は大時計を見ながらスタートタイミングを合わせているので、大時計が見にくいとスタートが難しくなってしまいます。
そのことから、若い選手に比べて動体視力が低下しているベテラン選手は活躍が難しくなるため、桐生競艇場の後半のレースを予想する際には、若手選手に注目することも必要と言えるでしょう。
桐生競艇場の水面の特徴
画像元:スポニチアネックス
次に、桐生競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。
桐生競艇場の水質は『淡水』です。
淡水の競艇場は、海水の競艇場に比較すると浮力が働かないという特性があり、各選手の体重差がレースに影響を与えやすくなるとされています。
そのため桐生競艇場では、他の選手と比較して5kg〜10kg程度体重の重い選手が舟券に絡む可能性は低くなってしまうと言えるでしょう。
桐生競艇場のコースの特徴
続いて、桐生競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。
桐生競艇場のコース最大の特徴として、ピットから第2ターンマークまでの距離が長いことが挙げられます。
ピットから第2ターンマークまでの距離が長いことで、アウトコースの選手が前づけをしやすいとされています。
そのため、スタート展示と本番のレースで進入隊形が変わることも少なくないでしょう。
特に、スタート展示でのピット離れが良かった選手は、本番のレースで少しでも内側のコースに入ってくることがあるので注意が必要です。
桐生競艇場で予想する際は、スタート展示のピット離れと進入隊形に注意しておきましょう。
昼夜の気温差の影響でモーターの調整が難しくなる
冒頭でも少し触れましたが、桐生競艇場は内陸部に位置しているため、海に面している競艇場に比べて昼夜の気温差が大きくなるとされています。
そのため、明るい時間帯のレースでモーターの調整ができていたように見えた選手も、暗くなってからの時間帯のレースではモーターの状態が変わってしまい、調子を落としてしまう場合があるのです。
桐生競艇場で予想する際には、気温差によって1走目と2走目ではモーターの調子が変わってしまうことがあることを覚えておきましょう。
また、桐生競艇場がホームである群馬支部の選手に注目しておくこともオススメです。
地元である群馬支部の選手は、普段から桐生競艇場で練習をしているため、桐生競艇場のモーター調整にも慣れていると言えるでしょう。
特に、他の支部から来た選手との差が大きいとされる初日は地元の選手が有利とされています。
気圧の影響でモーターが性能を発揮しにくい
桐生競艇場は標高が高いという立地条件から、気圧の関係でモーターがその性能を発揮しにくくなるという特徴があります。
そのため、助走距離が短くなるインコースの選手は、他の競艇場に比べて少し成績が落ちる傾向があると言えるでしょう。
逆に、助走距離を長く取れるアウトコースの選手はモーターの性能低下を距離の利でカバーしやすく、他の競艇場よりも成績が良い傾向が見受けられます。
モーター調整が上手い選手なら、調整でカバーしてくることも考えられますが、桐生競艇場ではモーターの性能が出にくいことを覚えておきましょう。
春と冬には赤城おろしに注意
桐生競艇場では、春と冬の赤城山から吹き下ろされる季節風である『赤城おろし』と呼ばれる強い追い風が吹くことが多いとされています。
競艇では、風速1~2mの追い風なら1コースが勝ちやすいとされていますが、風速3m以上の強い追い風では1コース以外の選手が勝ちやすくなると言われています。
その理由は、強い追い風が吹いていると第1コーナーで1コースの選手のターンが膨らみやすく、1コース以外の選手が勝ちやすくなるからです。
そのため、桐生競艇場で予想する際には直前情報で風向きと風の強さを確認しておくと良いでしょう。
赤城おろしが吹く春と冬は、1コース以外の選手にも注目しておくことがオススメですよ。
桐生競艇場に見られる季節毎の傾向
次に、桐生競艇場に1年通して見られる季節毎の傾向を見ていきましょう。
以下の表に、桐生競艇場に見られる季節毎の傾向をまとめました。
時期 | 特徴 |
春(3〜5月) | 赤城おろしで強い追い風が吹く時期
2コース、3コースの1着率が上がる傾向がある |
夏(6〜8月) | 一年を通して最も風が穏やかになる期間
気温が上がることで出足が鈍るのでアウトコースの選手が有利になりやすい |
秋(9〜11月) | 風は冬に向けて徐々に追い風に変化していく
昼夜の気温差が大きくなり、モーターの調整が難しくなる |
冬(12月〜2月) | 冬になり追い風傾向に変わる
赤城おろしが強まり稀に安定板の装着も見られる 12月にモーターの交換を実施する。 |
桐生競艇場で予想する際は、季節毎に変わる予想の傾向を把握しておくことが重要と言えるでしょう。
桐生競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ
最後に、桐生競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。
桐生競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。
コース | 桐生競艇場 | 全国平均 |
1コース | 53.4% | 53.4% |
2コース | 12.0% | 14.4% |
3コース | 12.1% | 12.1% |
4コース | 13.3% | 10.5% |
5コース | 7.1% | 5.4% |
6コース | 2.2% | 1.7% |
集計期間:2020年 3月 1日 ~ 2021年 2月28日
参考サイト:艇国データバンク
上の表から、桐生競艇場のコース別のデータ傾向で以下の3つのことが分かります。
・1コースの1着率は全国平均同様に高い
・高額配当を狙うなら2コースからがオススメ
・4、5コースが狙い目
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1コースの1着率が全国平均同様に高い
桐生競艇場の1コースの1着率は53.4%とかなり高い数値と言えます。
また、桐生競艇場の1号艇の1コース取得率は約95%以上とされているので、まず1号艇が1コースと考えて良いでしょう。
そのため、1号艇の選手やモーターに不安材料がない場合、1号艇を1着として予想するのがオススメです。
競艇の基本とも言えますが、桐生競艇場でも1号艇を1着で考えるのが基本になります。
高額配当を狙うなら2コースからがオススメ
桐生競艇場では、2コースの1着率が12.0%と、全国平均より2.4%ほど低くなっています。
そのため、2コースの選手を1着として予想すると高額配当の可能性が高くなります。
4、5コースが狙い目
上記の表からも分かる通り、桐生競艇場の4、5コースの1着率は全国平均より少し高い数値となっています。
アウトコースの選手が舟券に絡む可能性を考える場合は、向かい風が吹いているレースがオススメです。
その理由として、向かい風が吹いているときは1コース~3コースの選手のスタートが伸びにくくなり、4、5コースの選手が全速でターンしても膨らみにくいことが挙げられます。
直前情報で風向きをチェックして、向かい風が吹いているレースは積極的に高額配当を狙っていくのも良いでしょう。
まとめ
今回当記事では、『桐生競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。
桐生競艇場の特徴について、もう一度見てみると
・1コースの1着率は全国平均同様に高い
・高額配当を狙うなら2コースからがオススメ
・4、5コースが狙い目
以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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