唐津競艇場の特徴は?データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説!
全国24ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか?
競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。
今回当記事では、『唐津競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。
唐津競艇場は、佐賀県唐津市に位置する『全国でもトップクラスの広大な水面の競艇場』として知られています。
また、モーニングレースが開催されていることも唐津競艇場の特徴と言えるでしょう。
唐津競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
唐津競艇場での的中率を上げたい人や、唐津競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。
それでは、順に見ていきましょう。
参考サイト:辛口予想オヤジ
唐津競艇場はモーニングレース開催の競艇場
唐津競艇場はモーニングレースが開催されている競艇場です。
モーニングレースとは、第1レースが朝の8時30分から始まるレースのことを指します。
そして、唐津競艇場ではモーニングレースは狙い目のレースと言えるでしょう。
その理由として、朝一のレースには、1号艇にA1ランクの選手、その他の艇にはB1もしくはB2ランクの選手が出場するという条件が定められているからです。
そのため、必然的に1着は予想しやすくなります。
しかし、2着以降の予想は通常通り、様々な条件から予想すること必要になるので、事前情報を参考にし、しっかりと予想するようにしましょう。
唐津競艇場の水面の特徴
続いて、唐津競艇場の水面の特徴を見ていきましょう。
唐津競艇場はプール型の競艇場なので、水質は『淡水』になります。
そのため、海水の競艇場に見られる潮の満ち引きなどによる影響は少ないでしょう。
しかし、淡水の競艇場は海水の競艇場に比べて浮力が働かないという特性があり、各選手の体重差がレースに影響を与えやすくなるとされています。
また、浮力が働かないことで、体重が重い選手は引き波を乗り越えにくくなってしまうとも言われています。
そのため、唐津競艇場でレースを予想する際は、他の選手と比較して5kg〜10kg程度体重の重い選手が舟券に絡む可能性は低くなってしまう可能性があるでしょう。
そして、淡水など硬度が高い水面ではモーターの性能に差が出やすいとされています。
特に、唐津競艇場は水面が広大で走りやすいくなっているため、モーターの性能や選手の実力がそのままレースの結果に反映される可能性が高くなっています。
モーターの性能を確認するには、周回展示の際に第2ターンマークを周るところに注目しておくことがオススメです。
回り足とは、ターンマークを周る際にコーナーに入ってから抜けるまでの『減速→旋回→加速』のバランスの良さを表す言葉で、モーターの性能が良いと引き波も乗り越えやすくなります。
上記のことをふまえ、唐津競艇場で予想する際には選手の体重とモーターの性能に注目しておきましょう。
唐津競艇場のコースの特徴
次に、唐津競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。
唐津競艇場のコースは以下の2点が特徴とされています。
・ピットから第2ターンマークが遠い
・コースが広いため助走距離を長く取れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ピットから第2ターンマークが遠い
唐津競艇場では、スタート前に各選手が待機している場所である『ピット』から、第2ターンマークまでの距離が遠いため、ピット離れの技術に差が出やすいことが特徴です。
ピット離れの技術に差があると、外側の選手が自分より内側の選手のコースを取る、『前づけ』が起きやすくなります。
そのため、唐津競艇場ではスタート展示の際にピット離れの様子に注目しておくことが重要です。
スタート展示の際に、前付けがおきそうか、枠なり進入になりそうかまで予想することができればレースの際に有利になるでしょう。
また、ピットレポートに注目しておくことも重要です。
ピットレポートで『起こしがいい』や『モーターの出足が良い』と言っている選手がいたら、前づけを行う可能性も高いと言えるでしょう。
コースが広いため助走距離を長く取れる
唐津競艇場は、全国でもトップクラスの広大な水面を持つ競艇場です。
コースの全長は600m、全幅は160mにも上り、唐津競艇場はアウトコースからでも勝負できるように、『まくり』や『まくり差し』が決まりやすいように設計されたとも言われています。
そのため、スピード戦のなるようなレースが多く見受けられる唐津競艇場では、若手選手でも全速ターンが上手い選手は活躍しやすい競艇場と言えるでしょう。
このようなことから、唐津競艇場では中額や高額の配当が出ることも少なくありません。
特に、アウトコースの選手が有利になる向かい風の日などには、積極的に狙って見るのも良いでしょう。
唐津競艇場の風による影響
唐津競艇場では追い風の日が多く、1年を通して約50%は追い風のレースと考えても良いでしょう。
唐津競艇場の風による影響は、基本的には競艇のセオリー通りで、弱い追い風の場合は1コースが有利になり、風速3m以上の追い風の場合は2コースが有利になるとされています。
それに対し、向かい風の場合は『まくり』が決まりやすくなるため、アウトコースが有利になるでしょう。
また、風速1m~4mなら影響は大きくありませんが、風速5m以上の強い風が吹く場合は、セオリーに関係なく荒れる傾向があります。
そのため、唐津競艇場ではレース直前の風の状況を確認することが重要です。
風の状況は、公式サイトの直前情報などから確認することができるので、舟券を購入する際には必ず確認するようにしておきましょう。
そして、唐津競艇場では、陸風と海風の影響から前半のレースと後半のレースで風向きが変わってしまう日があります。
風向きが変わる日には、2回走りの選手がスタートの感覚を掴みづらくなってしまうでしょう。
唐津競艇場では、前半のレースで上手くスタートできている選手が後半のレースでも上手くいくとは限らないので注意が必要です。
しかし、地元である佐賀支部の選手は唐津競艇場の風の変化に慣れているので有利とされています。
唐津競艇場では、風の強い日は佐賀支部の選手に注目しておくと良いでしょう。
唐津競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ
最後に、唐津競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。
唐津競艇場と全国平均それぞれのコース別1着率を以下の表にまとめました。
コース | 唐津競艇場 | 全国平均 |
1コース | 53.8% | 53.4% |
2コース | 16.4% | 14.4% |
3コース | 12.0% | 12.1% |
4コース | 11.5% | 10.5% |
5コース | 5.1% | 5.4% |
6コース | 1.1% | 1.7% |
集計期間:2020年 4月 1日 ~ 2021年 3月31日
参考サイト:艇国データバンク
上の表から、唐津競艇場のコース別のデータ傾向から以下の3つのポイントが挙げられます。
・スタート展示はピット離れから注目する
・直線タイムに注目する
・必ずレース毎に風速と風向きを確認する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スタート展示はピット離れから注目する
唐津競艇場では、他の競艇場と比べて進入隊形が乱れやすい傾向が見受けられます。
進入隊形が乱れると、レースの展開が大きく変わってしまうため、予想を的中させることが難しくなってしまいます。
そのため唐津競艇場では、スタート展示のピット離れに注目しておきレース本番の進入隊形まで予想することが重要になるでしょう。
4、5、6号艇にピット離れが良い選手がいる場合は、前づけをする可能性も高くなります。
また、極端にピット離れが悪い選手がいる場合も他の選手に前づけされる可能性があるでしょう。
このようなことから、唐津競艇場では進入隊形から予想することが的中率を上げるポイントになります。
直線タイムに注目する
唐津競艇場では、独自の展示タイムを発表していることも特徴です。
中でも、唐津競艇場では直線タイムが重要とされています。
直線タイムが良い選手は、モーターの出足や行き足も良いので、スタートの際やターン後に加速しやすくなるでしょう。
そのため、直線タイムが良い選手は、スタートが難しく『差し』が有利な唐津競艇場では有利になるでしょう。
特に、2、3、4コースの選手の直線タイムが良い時には注意が必要です。
直線タイムは唐津競艇場公式サイトから確認することができます。
必ずレース毎に風速と風向きを確認する
前記したように、唐津競艇場は1日の中でも風向きが変化する競艇場です。
そのため、事前にレース毎の風の情報を把握しておくことが重要になります。
追い風2m以下なら1コース、追い風3m以上なら2コース、向かい風なら4、5、6コースに注目しておくと良いでしょう。
特に、向かい風4m以上になると1コースの1着率が下がる傾向にあります。
その場合は、4、5コースの1着を取る可能性が高くなるので狙い目です。
風の情報は公式サイトの直前情報などから確認できるので、舟券を購入する際には必ず確認しておきましょう。
まとめ
今回当記事では、『唐津競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。
唐津競艇場の特徴について、もう一度見てみると
・スタート展示はピット離れから注目する
・直線タイムに注目する
・必ずレース毎に風速と風向きを確認する
以上のような事がポイントになってきますので舟券を購入する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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